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遊遊



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遊遊

ハザードシンボル

Lyricist:まふまふ
Composer:まふまふ

其れは君の言うとおり
其れは何処かで聞いたとおり
事実は小説より奇しい
違いはない

注釈を読み飛ばして
摩訶不思議の 水先案内人の呼ぶほうへ
そして引き込まれていた
此処はノベルじゃない 没プロット

ああ ああ ああ
声が聞こえて止まない
代償を 愛を 愛を

薄汚れて咲いた警告が目に触れた

囚われの心臓が合図する
フィクションなんて言葉の成り立ちは
きっとみんな見ないようにしているだけの
よく或る怪奇

暗闇の呼ぶほうがいつしか
居心地がいいのは確かだろうさ
名状阻害 其れがハザード
知らないで済まされない

其れは君の言うとおり
其れは何処かで聞いたとおり
命は思うより儚い
ボクも同じ

注釈を読み飛ばして
まるでボクを手招いた
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禁忌は初めからそこにあるみたい
また狂っていく

混濁と踊れ 掻撫でる暗夜
誰も誰だかわからない どろん
化け物に見初められ
どろりどろりまだ廻る 紛いなりの怨嗟連鎖

暗影 嘆息 等閑視
迷妄 錯綜 鮮明に
ボクも誰だかわからないまま

半壊した夢に見る瓦礫の匂い

悲しみの行き先もいつしか
心象なんて言葉で片しては
きっと目を逸らしてきた
説明のつかない 或る怪奇

溢れ出す理由を知らなくても
涙と呼ぶのは確かだろうさ
名状阻害 其れがハザード
脚本にない日常を壊していく
不可解に隠れた記憶 鳴り止む前に

理解できない 目に見えない
手に取れない それはきっと
誰か泣いて消えかけた
警告の合図なんだ

この悲しい御話から
君だけを連れて帰れたら
明日はもうなくたっていい